フィンテックアセットマネジメント株式会社は、2017年9月26日付で「顧客本位の業務運営に関する原則」に掲げる7原則全てを採択いたしました。
顧客本位の業務運営を実現するための方針
フィンテックアセットマネジメント株式会社
代表取締役社長
上田 彰利
弊社は「お客さまのため」に金融商品取引業を行う者としての顧客本位の業務運営の遵守をお約束し、以下のことを宣言し、実践いたします。本方針の遵守に際しては、形式に堕することなく、顧客本位の業務運営の理念に則り、「生ける規範」として実践します。
- １．お客様本位の徹底
- お客様の利益の視点で、お客様の需要を正確に認識し、目的に対する合理性のもと最適なサービスを提供します。
- お客様への情報提供において、情報の非対称性が縮小するように努め、お客様との共通利益の創造に資する情報を提供します。
- お客様の利益を第一に考える視点が損なわれないよう、お客様のニーズを起点とする業務機能によりお客様本位の業務運営を行います。
- 「専らにお客様のために」働くものとして、厳格な職業倫理を身につけたプロフェッショナルを育成します。
- 役職員の評価において、お客様の利益を意識した主体的なベストプラクティスの取組に重点を置いた評価、登用を実施します。
- ２．利益相反の適切な管理
- 契約の締結において、弊社と利害のある関係者を通じた不当な影響力の行使は行いません。
- 弊社は、さまざまな金融サービスを提供するフィンテックグローバルグループ会社の1社であり、グループ内の別会社から提供を受けた商品を販売するなど、グループ内においてさまざまな利益相反が発生するリスクがあることから、これらを適切に管理することで、お客様の利益の保護を図ります。
- 弊社は「利益相反管理方針」を定めており、お客様の利益を不当に害するおそれのある取引を特定して分類し、対象取引の管理方法、管理体制、管理の対象とするグループ会社を明確化した上で、お客様の利益が不当に害されることのないように対象取引を管理します。
※「利益相反管理方針」についてはこちらをご覧ください。
- ３．報酬又は手数料の明確化
- 弊社では商品・サービスの提供にあたり、商品によって購入・売却対価とは別に手数料をいただいております。こうしたお客様にご負担いただく手数料に関しましては、契約締結関係書面等にてできる限りわかりやすく説明するように努めます。
- 報酬又は手数料は、商品ラインナップの構築、各種ご参考資料の作成・送付等の業務運営に係る事務コストの他、人件費、お客様にサービスをご提供する過程で必要となるさまざまな知識習得のための社員教育、システムの開発・維持管理等の安定したインフラ整備に係る費用等を総合的に勘案して適正に決定いたします。
- ４．遵守態勢
- 顧客本位の業務運営を企業文化として定着ならしめるため、リスク・コンプライアンス委員会において、業務運営における実践状況の評価を行い、役職員間で共有します。
- 本方針の遵守を確実にならしめるため、本方針への抵触の恐れがある行為は、リスク・コンプライアンス委員会において審議し、その他の所定の機関による事前確認を行った上で実施します。
- 内部監査機能は、本方針の遵守状況について事後確認した上で、取締役会に対し定期的に報告を行います。
- 取締役会は、各業務に精通したプロフェッショナルで構成された取締役及び監査役とで構成され、本方針の遵守状況を監視監督します。
2017年9月26日 制定